クアトラ・ガッツ@バルセロナへ [20世紀美術(海外)]
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バルセロナでは「クアトロ・ガッツ」に行ってきました。
パブロ・ピカソが
バルセロナで初の本格的な個展を開いた
「4匹の猫」という意味のカフェ「クアトラ・ガッツ」は、
当時の芸術家達の溜り場だったようです。
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1903年に閉店しましたが、
時を経て1970年代後半に地中海料理店として再オープンして
現在に至ります。
今は芸術家達の溜り場ではありませんが、
ピカソの描いたメニューの表紙が使われるなど
内装を含め当時を偲ばせる雰囲気が再現されています。
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「クアトラ・ガッツ」の入っている建物は、
実はプッチ・イ・カダファルクの設計で、
建物自体も魅力のひとつになっています。
カダフォルクはガウディ、モンタネールと並んで
モデルニスモ建築の3巨匠と呼ばれる建築家です。
細部まで細かく施された装飾が素敵です。
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店員の方の対応もよく、料理をおいしくいただくことができました。
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ラモン・カサスの描いた2人乗り自転車の絵は
店のシンボル的な存在で、
レプリカが店内に飾られるとともに、
ランチョンマットやカップにも使われていました。
ラモン・カサスは今回の旅行ではじめて知ったのですが、
当時の代表的な画家の一人です。
カタルーニャ美術館に2人乗り自転車の絵の本物を含め、
多くの作品が展示されていました。
4 Gats http://www.4gats.com/
過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-03-31 (カダフォルク設計Caixa Forum Barcelona)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-03 (カタルーニャ美術館@バルセロナ)
ピカソの壁画@バルセロナ・カタルーニャ建築協会 [20世紀美術(海外)]
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バルセロナの街角に建つカタルーニャ建築協会の壁画は
ピカソが描いたものでした。
バルセロナの伝統的な祭りに登場する巨人ジャガンツ、人間の塔カステルス、
カタルーニャの民族舞踏サルダーナスなどが描かれています。
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カタルーニャ建築協会 http://www.coac.net/home/frames/fhomeINSTITUCIO.htm
ミロ美術館@バルセロナへ [20世紀美術(海外)]
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バルセロナではミロ美術館にも行ってきました。
運よく「THE LADDER OF ESCAPE」と題する
大規模な展覧会が開催中で、
ミロ美術館以外の美術館が収蔵する作品も含め
代表的なジョアン・ミロの作品を多く観ることができました。
ジョアン・ミロ財団 http://www.fundaciomiro-bcn.org/
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ミロ美術館で買ってきたガイドブックに
ミロのバイオグラフィーなどに並んで
ミロの関連書籍集が年代順に載っているのですが、
その一番最初の欄に
『1940年 瀧口修造「ミロ」東京・アトリヱ社』
とあります。
有名な話なのかもしれませんが、
1940年に刊行された瀧口修造さんの小さな画集も兼ねたミロ論の本が
実は世界で最初のミロに関する単行本なのだそうです。
1966年に初来日したミロがそのことに気がついて以来、
ミロと瀧口修造さんの交友が始まったようです。
瀧口修造さんの収蔵品を集めた
「瀧口修造 夢の漂流物」展(2005年)では、
競作した作品やプレゼントの瓢箪、
瀧口修造さんへのミロの追悼の手紙など
ミロとの交友を物語る品々が展示されていました。
以下は瀧口修造さんによるミロ評です。
田舎から出てきそうな実直そうな人物、
近代絵画にまったく未知の原型を創造し、
しかも夜明けのように爽やかなリリシズムの半面に、
激しい黒いユーモアと怒りをさえ内在している
ジョアン・ミロという画家その人、
その長い営みとそのような絵画の形成そのものに
私は畏敬と親しみを同時に感じている
作品の評価の奥にミロという人物への評価が見えます。
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過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2005-02-27-2 (瀧口修造 夢の漂流物展)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-04-06 (ミロとカルダー)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-01-15 (ミロのモザイク@バルセロナ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2012-01-14-1 (ミロの屋外彫刻@バルセロナ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-02-02-1 (ミロの屋外彫刻@パリ・新凱旋門)
アレキサンダー・カルダー「4 wings」@バルセロナ・ミロ美術館 [屋外彫刻]
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バルセロナのミロ美術館でカルダーの彫刻を見つけました。
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なぜ、ミロ美術館にカルダーの作品が?
と思って調べてみたのですが、
2人は親交が深かったようです。
2004年に開催された「CALDERMIRO」という展覧会のHPを見ていると、
今までそんなことを思ったことは無かったんですが、
2人の作品がなんとなく似ていることに改めて気付きます。
彫刻と絵画という枠を超えて響きあっているように感じます。
CALDERMIRO http://previousexhibitions.fondationbeyeler.ch/e/html_11sonderaus/19calder_miro/index.php
パリの新凱旋門でも2人の作品が競演していました。
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-02-02-1
カルダー関連の過去の記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-05-23-1 (カルダー3代@フィラデルフィア)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-02-02-1 (パリ・新凱旋門のカルダー作品)
http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-07-29-1 (名古屋のカルダー作品)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-12-05 (マドリッドのカルダー作品)

Alexander Calder and Joan Miro
- 作者: Elizabeth Hutton Turner
- 出版社/メーカー: Irish Museum of Modern Art
- 発売日: 2007/09/30
- メディア: ペーパーバック
ミース・ファンデル・ローエ記念館@バルセロナへ [建築]
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バルセロナでは、
ミース・ファンデル・ローエ記念館にも行ってきました。
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1929年のバルセロナ万博のドイツ館として
ミース・ファンデル・ローエによって設計された
バルセロナ・パビリオンが1986年に復元され
ミース・ファンデル・ローエ記念館として公開されています。
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モダニズム建築らしく
鉄やガラスなど近代的な素材が使われる一方で、
伝統的な自然素材の大理石がメインに使われており、
その対比が緊張感ある空間を作り出しているように感じました。
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大理石は複数種類を効果的に使い分けて、
色と模様がモダンな空間に彩りを与えていました。
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ミース・ファンデル・ローエ財団 http://www.miesbcn.com/
カタルーニャ美術館@バルセロナへ [海外美術]
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バルセロナにあるカタルーニャ美術館は、
カタルーニャ北部のピレネー山脈にある村々から集められた
中世ロマネスク時代の壁画がとても有名で、
見に行ってきました。
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前にも書いたことがあるのですが、
その後の華やかな時代に比べて
中世は地味なイメージがありますが、
ぼくはそんな中世が結構好きです。
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神が中心にいた中世の空間は
絶対的な神に守られた静かな祈りの空間で
奇妙に心が落ち着きます。
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ルネッサンス以降の遠近法や解剖学に基づくリアルさは
ここにはまだ登場していません。
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リアルさよりも大事な何かがあったのだと思います。
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心に響くものがあります。
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ところで、
ルネッサンスの影響を受けていない中世の美術は
ルネッサンス以降の伝統からの脱却を試みた
20世紀美術に似ている気がします。
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20世紀美術は
リアルさだけでは伝えられないものを
表現できるようになりましたが、
中世美術にも同様なものを感じます。
多くの中世芸術の残されたカタルーニャから
ピカソ、ミロ、ダリ、ガウディなど
多くの20世紀を代表する芸術家が生まれたのは
偶然ではない気がします。
↓中世に関してはこちらの記事も参照ください
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-02-16 (クリュニー館_国立中世美術館へ)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-04-14 (神の視点 アンドレアス・グルスキーの写真)
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カタルーニャ美術館には中世以外にも
中世以降から近代までのカタルーニャ芸術が
広い館内に展示されていました。
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カタルーニャ美術館 http://www.mnac.cat/index.jsp?lan=001
Caixa Forum Barcelonaへ [建築]
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バルセロナではカイシャ・フォルム・バルセロナに行ってきました。
マドリッドのカイシャ・フォルム・マドリッドでは
「ドラクロワ展」が開催されていましたが、
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-12-10
カイシャ・フォルム・バルセロナでは
「印象派展」など4つの展覧会が開催されていました。
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「印象派展」はアメリカのクラーク・コレクションからの展示で
モネやドガなどなどとても充実していました。
入場料無料というのが驚きです。
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カイシャ・フォルム・バルセロナの建物は
プッチ・イ・カダフォルクの設計による紡績工場を改築したものです。
カダフォルクはガウディ、モンタネールと並んで
モデルニスモ建築の3巨匠と呼ばれる建築家です。
歴史的な建築自体も見所です。
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エントランス部分の改築を手がけたのは、磯崎新さん。
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銀行でもあるカイシャ社のマークは
街でも良く見かけますが、ミロのデザインだそうです。
素敵なマークです。
Caixa Forum Barcelona http://obrasocial.lacaixa.es/nuestroscentros/caixaforumbarcelona/caixaforumbarcelona_es.html
ジョアン・ミロのモザイク@バルセロナ・ランブラス通り [屋外彫刻]
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バルセロナには
ジョアン・ミロによるパブリック・アートがいくつかあります。
先に記事にしたミロ公園の「鳥と女」以外にも、
ランブラス通りには
ジョアン・ミロによるモザイクがありした。
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ミロ美術館 http://www.fundaciomiro-bcn.org/
ジョアン・ミロ「鳥と女」@バルセロナ・ミロ公園 [屋外彫刻]
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バルセロナのあるカタルーニャは
多くの独創的な芸術家を生み出しました。
ジョアン・ミロもその一人です。
ミロ美術館のあるモンジュイックの丘と
サンツ駅の間にあるミロ公園には
ミロによる巨大な彫刻作品「鳥と女」がありました。
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ミロ美術館 http://www.fundaciomiro-bcn.org/
過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-02-02-1
(ジョアン・ミロ「pearsonnage」@パリ・新凱旋門)
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ロイ・リキテンスタイン「Barcelona Head」@バルセロナ [屋外彫刻]
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スペイン旅行ではマドリッドに引き続いて
ロイ・リキテンスタインの彫刻を見つけました。
前にも記事で書いたように、
リキテンスタインの彫刻はとても胸躍る存在です。
過去の関連記事:
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2005-04-24 (リキテンスタイン@東京)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-05-28-1 (リキテンスタイン@フィラデルフィア)
http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-12-04 (リキテンスタイン@マドリッド)
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![Pen (ペン) 2008年 10/15号 [雑誌] Pen (ペン) 2008年 10/15号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qkFFLowOL._SL160_.jpg)










