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ホンマタカシ展グッズ 「Seeing Itself 」マグカップ [写真]

P6124841 (375x500).jpg

ホンマタカシさんの「ニュー・ドキュメンタリー」展は
展覧会グッズが充実していました。

雪山の写真シリーズ「Seeing Itself」をモチーフにした
ホーロー製のマグカップを購入しました。

ホーローのマグカップは
多少へこんだり、ホーローが剥がれたりしても
それが味になるような気がします。

   「ニュー・ドキュメンタリー」展の記事はこちら↓
   http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2011-06-13

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このマグカップは
ソニア・パークさんのセレクトショップ”アーツ&サイエンス”が
本展のために制作したものです。

「Seeing Itself」シリーズが最初に発表された場所も
”アーツ&サイエンス”だったようです。

P6124844 (375x500).jpg


ソニア・パークさんの流行に流されることなく
良いものは良いと定番をセレクトするぶれない姿勢には尊敬を覚えます。

以下の本はソニア・パークさんの審美眼を伺い知ることのできる本です。
影響を受けた方も多いと思います。


SONYA’S SHOPPING MANUAL 1 TO 101―ソニアのショッピングマニュアル〈1〉

SONYA’S SHOPPING MANUAL 1 TO 101―ソニアのショッピングマニュアル〈1〉




ソニアのショッピングマニュアル 2 (2)

ソニアのショッピングマニュアル 2 (2)

  • 作者: ソニア・パーク
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2007/12/10
  • メディア: 単行本



ソニアのショッピングマニュアル III

ソニアのショッピングマニュアル III

  • 作者: ソニア パーク
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2009/12/03
  • メディア: 単行本



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ホンマタカシ「ニュー・ドキュメンタリー」展 @東京オペラシティ アートギャラリー [写真]

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ホンマタカシさんの本「たのしい写真 よい子のための写真教室」を
とても気に入っています。

 ”photographのことを日本語
 <真を写す=写真>と訳すと、
 知っていますか?”

という質問からこの本ははじまります。

photographの語源には真実という意味は含まれていないにもかかわらず、
日本語訳には真実という意味が追加されました。
それだけ、photographは真実=リアルと密接に結びついた表現といえます。

この本の第1章では私家版・写真の歴史と称して
「決定的瞬間」、「ニュー・カラー」、「ポストモダン」という
写真の歴史の3つの大きな山に絞って独自に写真の歴史を振り返っています。

写真の発明以降、当初は絵画の代替品であった写真は
報道写真のようなドキュメンタリーを経て
アンリ・カルティエ=ブレッソンの「決定的瞬間」に至ります。

基本的に非演出で偶然の一瞬を目指したこの時代の写真は
真実=リアルでありながら演出されたかのような非日常性を感じさせます。
(まるで現代のテレビやネットで流れる戦争の映像のように)

1970年代になって、
「決定的瞬間」とまったく違った写真の作法が登場します。
「ニューカラー」の代表的作家ウィイリアム・エグルストンは
アメリカ南部の何の変哲もない風景をカラー写真に収めました。

エグルストンら「ニューカラー」の作家達は
決定的瞬間を追い求めるのではなく、
持続する時間の中で世界を見つめ続けました。
決定的瞬間のない日常の風景は
ある意味ではより真実=リアルともいえます。

その後、「ポストモダン」の時代になり、
あえて演出(セットアップ)した作品や、
個人の私的な小さな物語を表現した作品が登場し、
さらにデジタル加工が可能となったり、アートとの接近もあったりし、
あらゆる境界線が曖昧になっていきます。
そして真実=リアルも曖昧になっていきます。

真実か嘘かわからないいかがわしさ。
この多義性は一方で自由さでもあります。
それが写真の楽しさだとホンマさんは言います。

 ”Photographは「写真」じゃない。
  <真を写す>だけじゃない-”

これが、この本のキーワードです。

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ホンマタカシさんの「ニュー・ドキュメンタリー」展は
以上を踏まえてみるとより楽しめると思います。

タイトルとは異なり、
実は自分の子でない少女の成長を記録した
「Tokyo and My Daughter」シリーズ。

取り付けられたGPS発信器の情報に基づき
実際に野生のマウンテンライオンの通った場所で
その痕跡等を撮影した「Together」シリーズ。

知床の鹿狩りに随行し、狩りにまつわる場面を撮影しながら
いっこうに鹿の現れない「Trails」シリーズ。

などなど。

演出とリアル、表現と記録の間の曖昧さを通じて
改めて<写真>について考えさせられる展覧会です。
考えさせられるといっても、
これは難しいことじゃなくて”たのしい”ことです。

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ホンマタカシ「ニュー・ドキュメンタリー」展 @東京オペラシティ アートギャラリー
2011/4/9-6/26
http://www.operacity.jp/ag/exh129/
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たのしい写真―よい子のための写真教室

たのしい写真―よい子のための写真教室

  • 作者: ホンマ タカシ
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本



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川内倫子「Cui Cui」展@ヴァンジ彫刻庭園美術館 [写真]

20080907 cuicui.JPG

川内倫子さんが13年間家族を撮り続けた写真集「Cui Cui」は、
好きな写真集の一つです。

祖父の死や甥の誕生なども含む
日常の小さな物語を丹念に記録した写真は
リアリティをもってぼくの胸に迫ってきます。

以前、東京都現代美術館カルティエ現代美術館展でも
スライドショー形式で展示されていましたが、
 http://mckeee.blog.so-net.ne.jp/2006-07-08
今回のヴァンジ彫刻庭園美術では
写真展形式で作品が展示されていました。

展示会場の広さに合わせて、
写真集から抜粋して作品が展示されていましたが、
たくさんの写真の中から展示された作品が選ばれた理由を考えてみると、
作者の思いが透けて見えてくる気がします。

写真展では写真集以後の3年間を撮った新作も展示されていました。
これからも日常を記録し続けて欲しいなと思います。
そして、またどこかで作品として観る機会があればいいなと思います。

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川内倫子「Cui Cui」展@ヴァンジ彫刻庭園美術館
2008/7/12-9/9
http://www.vangi-museum.jp/
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Cui Cui

Cui Cui




Rinko Kawauchi

Rinko Kawauchi

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Actes Sud
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: ペーパーバック



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植田正治写真美術館 [写真]

「来鳥手帖」という本に引かれて、
鳥取旅行に行ってきたのですが、
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2008-02-16
実はもう一つ引かれていたものがあります。

植田正治さんの写真です。
着物姿の女性や山高帽の紳士たちが
砂丘で並び写る「砂丘」シリーズの写真で有名ですが、
舞台となったのは鳥取砂丘でした。
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-01-15-1

鳥取砂丘にも行ってきたのですが、
米子の近くにある植田正治写真美術館にも行ってきました。
植田正治さんの写真も堪能できますが、
絶好のロケーションで大山の姿を見ることもできる美術館でした。


写真家の名を冠した美術館らしく
建物内部からはフレームで切り取ったように
逆さ大山を見ることができました。


建物の設計は高松伸さんです。


朝は天気が悪かったのですが、
無事大山の姿を見ることができてよかったです。
富士山のような存在感でした。

 植田正治写真美術館 http://www.japro.com/ueda/

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東京都写真美術館横には壁一面の植田正治の写真があります。

植田正治の世界 (コロナ・ブックス)

植田正治の世界 (コロナ・ブックス)

  • 作者: 植田正治事務所
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2007/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
植田正治 小さい伝記

植田正治 小さい伝記

  • 作者: 植田正治
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 単行本
植田正治写真集:吹き抜ける風

植田正治写真集:吹き抜ける風

  • 作者: 植田 正治
  • 出版社/メーカー: 求龍堂
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本

昨年末だけでも3冊も植田正治さん関連の本が出版されました。
相変わらず人気があります。

藤森照信の特選美術館三昧

藤森照信の特選美術館三昧

  • 作者: 藤森 照信
  • 出版社/メーカー: TOTO出版
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本

最近美術館に色々行っているのは、
しばらく前に読んだ↑この本の影響が大きい気がします。
植田正治写真美術館も載っています。
おススメの本です。


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杉本博司「タイム・エクスポーズド」@直島 [写真]


直島には杉本博司さんの作品がいくつかあって、
Seascapesシリーズも意外な場所に展示されていました。

杉本博司さんのSeascapesシリーズは
水平線で2分された海と空だけを撮影した写真です。

 「古代人の見た風景を、現代の人間が同じように見ることは可能か」
との杉本さんの言葉どおり、
その他の要素を一切排除した風景は、
国境だけでなく時間も越えた普遍的な風景です。
ミニマルなのに、というよりミニマルだからこそ
広がりを感じる作品です。

杉本さんによる家プロジェクト・護王神社を見学した際、
墳墓である石室から出てきた時、
最初に見えた風景もSeascapesと同じ風景でした。

なんだか深いです。

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苔のむすまで

苔のむすまで

HIROSHI SUGIMOTO

HIROSHI SUGIMOTO

  • 作者: 杉本 博司
  • 出版社/メーカー: アートデザインパブリッシング
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 大型本

  過去の杉本博司さん関 連記事:
   http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-10-15
   http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2006-12-13
   


タグ:杉本博司
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鈴木理策「熊野 雪 桜」展 [写真]

熊野や恐山など聖地を撮影した作品で知られる鈴木理策さんの展覧会です。

熊野を撮影した作品は薄暗い展示室内で
写真のみがスポットライトを浴びて浮かび上がるように
展示されていました。

ちょうど日の届かない森の中で
時たま光がこぼれて景色が広がるような感じです。

薄暗い展示室を抜けると、
今度は一面真っ白の光溢れる空間が広がり、
雪と桜の作品が展示されていました。

雪や桜に出会った時に感じる
ちょっと高揚した気分が味わえます。

熊野 雪 桜
美しくもある少し非日常な世界を
感じることのできる展覧会でした。

鈴木理策 熊野、雪、桜

鈴木理策 熊野、雪、桜

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鈴木理策「熊野 雪 桜」展@東京都写真美術館
2007/9/1-10/21
http://www.syabi.com/details/suzuki.html


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「ashes and snow」@ノマディック美術館 [写真]


グレゴリー・コルベールによって撮影された
人間と動物の交流を捉えた作品を展示する美術館

動物の中に人間がいるのでもなく、
人間の中に動物がいるのでもなく、
人間と動物が対等な関係で自然に共存する姿は
なぜか遠い遠い昔の人類の記憶を思いだす気分です
ぼくにとっては忘れてしまったような夢の世界
でも、地球のどこかにある現実の世界なんですね

ノマディック美術館はアメリカから移動してきた美術館です。
移動する美術館というのも素敵です。
設計は坂茂さん。

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「ashes and snow」
2007 3/11-6/24
ノマディック美術館 http://www.ashesandsnow.org/jp/

「animal totems」
2007 1/25-4/1
森アーツセンターギャラリー http://roppongihills.com/jp/events/macg_animal.html


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「杉本博司:本歌取り」展 [写真]

杉本博司さんの展覧会が開催中ということで、行ってきました。
以前に開催された森美術館の杉本博司展がとてもよかったので。
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-10-15

今回は「JOE」シリーズからの展示でしたが、
何の予備知識もなく行ったので、
はじめは何が写ってるのか分かりませんでした。
「Architecture」シリーズ同様にわざと焦点をぼかしているだけに。

会場内にある記事を見て
リチャード・セラの巨大な鉄の彫刻作品を撮影していることが分かりました。

リチャード・セラの重そうな巨大な鉄の板を重力に逆らって傾斜させた作品は
みるものにとても不思議な印象を与えますが、
杉本さんの写真で焦点をぼかしてみしてみると、
鉄の板が光の加減で、時に軽そうに見えたり、重厚に見えたり、、
また更に違った印象が得られます。



Joe

Joe

展覧会タイトルの”本歌取り”とは、
和歌なんかの技法のひとつで、
リスペクトを込めて他の人の作品を取り込むこと、
だそうです。
芸術作品でサンプリングとかコピーとかが普通に行われる時代に、
”本歌取り”という言葉が逆に新鮮です。

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「杉本博司:本歌取り」展@Gallery Koyanagi
2006 11/8-2007 1/27
http://www.gallerykoyanagi.com/
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リチャード・セラの作品は
豊田市美術館でみることができます。
 http://blog.so-net.ne.jp/mckeee/2005-08-21-1


 木に囲まれてるのがセラの作品です
 豊田市美術館の常設作品って見逃せないものが多いです


タグ:杉本博司
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クリテリオム67「本城 直季」 @水戸芸術館 [写真]

以前、Shinさんのblogで教えていただいた本城直季さんの写真
 http://blog.so-net.ne.jp/stillness/2006-03-08
実際の風景を撮った写真なのにミニチュアを撮った写真にみえるのがおもしろいです。

偶然にも展覧会が水戸芸術館で開催されていたので見てきました。
やっぱり不思議でおもしろい。


とうとう写真集を購入してしまいました。

small planet

small planet

本城直季さんの写真は広告などにも使われているということでしたが、
ファイナルファンタジーの新聞広告で発見しました。

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クリテリオム67 本城 直季
会期:2006年 4月 1日(土)~ 5月 7日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室
http://www.arttowermito.or.jp/art/gallery-j.html


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神の視点 アンドレアス・グルスキーの写真 [写真]

神が世界の中心だった中世の絵画は
細部まで丹念に描かれています。
昔の神様はすべてを見通す視点を持っていたようです。

あるときから、神様は人間的な視点を持つようになって、
一定の視点からものをみるようになりました。
「遠近法」の誕生です。

時代は下ってカメラが誕生し、
「遠近法」的な視点は容易に手に入るようになりました。
カメラのレンズは一定の視点の極限です。

しかし、デジタルの時代となると話は変わります。
アンドレアス・グルスキーの作品は
「遠近法」的な構図をとりながらも、
デジタル的な処理によりピントが隅々にまであたる写真作品で有名です。

”ピントが隅々にまであたる”というのは
細部まで丹念に描かれた中世の絵画のようにでもあります。
昔の神様ようなすべてを見通す視点に近い新たな視点の提示です。

人間中心の「遠近法」的な視点が主流の世の中で、
すべてを見通す神の視点は、世界の見え方を変えてくれるような気がします。

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アンドレアス・グルスキーさんの実際の作品をみると
作品のサイズが想像以上に大きくて圧倒されます。

現在、東京では原美術館で開催中の
「舞いおりた桜 ザハ・ハディットとめぐるドイツ銀行コレクション」展
で見ることができます。
アンドレアス・グルスキーさんの作品が一部屋ひとりじめという
贅沢でもっともふさわしい展示でした。

一方、「ドイツ写真の現在」展は
東京と京都の国立近代美術館を巡回して
今は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて 5/7迄
ベッヒャー夫妻、ヴォルフガング・ティルマンスなどとともに
アンドレアス・グルスキーさんの作品も展示。

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「舞いおりた桜 ザハ・ハディットとめぐるドイツ銀行コレクション」展
@原美術館 2006 3/25-5/21

 原美術館 http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

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Andreas Gursky: Photographs

Andreas Gursky: Photographs

  • 作者: Andreas Gursky
  • 出版社/メーカー: Schirmer/Mosel Verlag Gmbh
  • 発売日: 2004/09/30
  • メディア: ハードカバー


Andreas Gursky

Andreas Gursky

  • 作者: Peter Galassi
  • 出版社/メーカー: Museum of Modern Art
  • 発売日: 2002/07/15
  • メディア: ハードカバー


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