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谷口親子の競演 東京国立博物館 [建築]

東京国立博物館はいくつもの建物からなります。
そのうち東洋館の設計は谷口吉郎さん。
そのお子さんで同じく建築家の谷口吉生さんが、
同じ敷地内の法隆寺宝物殿を設計された、
という事実を知ったときは、ちょっといい話だと思いました。

もうすぐ東京オペラシティーで、
谷口吉生のミュージアム展やりますね。
土門拳記念館に行ったことを思い出します。

東京国立博物館 http://www.tnm.jp/jp/

谷口吉郎「東洋館」  アカバスモモとともに

谷口吉生「法隆寺宝物殿」 オリーブ越しに


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「中宮寺 国宝 菩薩半跏像」 [日本美術]

中宮寺の菩薩半跏像が東京国立博物館で公開されています。
飛鳥時代・7世紀の仏像です。

仏像を見ると、いつも語りかけてくるような気がします。
時に怒りをあらわに、時に慈悲深い目で、、、
でも、中宮寺の菩薩半跏像は語りかけてきませんでした。
ただ笑っている。
人間を超越した存在としての余裕の笑いでなくて、
人間らしい笑い。
そんなほほえみに安らぎを覚えます。
説教とか慰めとかじゃなくて、、、一緒にホッとする感じ。

飛鳥時代は日本で仏像の造られはじめた時代です。
まだ朝鮮半島など大陸の影響が強く残る仏像が多いのですが、
この中宮寺の菩薩半跏像には、
そんな影響を超えて、独自の表現へ踏み出した印象をうけます。
借り物の技術を自分のものにしたというか、、、
そんな作り手の余裕も安心させる一因でしょうか?

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「中宮寺 国宝 菩薩半跏像」@東京国立博物館本館
2005 3/8-4/17

東京国立博物館 http://www.tnm.jp/jp/

奈良斑鳩の中宮寺には10年以上前に行きました。
やはり仏像は奈良がいいです。
中宮寺 http://www.horyuji.or.jp/chuguji.htm


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「田村耕一陶芸館」 [巨匠・人間国宝]

人間国宝の陶芸家田村耕一さん(故人)は
栃木県佐野市出身なんだそうです。
独自の鉄絵で有名な陶芸家です。

そんな田村耕一さんの作品を展示する「田村耕一陶芸館」が昨年オープンしました。

初期の富本憲吉の影響を感じる作品
鉄釉を使い始めた頃の作品
そして、独自の鉄絵の世界を確立した作品
青磁との組み合わせを試みた作品
、、、、

壷のような大作から、日常のうつわまで、
見ごたえあります。

作家の生まれた土地で、作家の作品を見る。
なかなかいいです。
入場無料!というのは大変すばらしい決断です。

田村耕一陶芸館オープン
http://www.atochigi.ne.jp/~sanokanko/tougei/

田村耕一主要作品 (日本工芸会HP)
http://www.nihon-kogeikai.com/KOKUHO/TAMURA-KOICHI/TAMURA-KOICHI.html


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青年団「御前会議」 [演劇]

平田オリザさんの新作「御前会議」を観に行ってきました。
「忠臣蔵・OL編」、「ヤルタ会談」に続く会議シリーズです。

集団で何かを決める会議って難しいです。
時に論理より政治などが優先されていて、
腑におちないことが多いです。
先に結論が決まってる会議とか、、、
結論が論理的に決定しない、、、それが会議です。

でもそんな会議でいろいろ重大な決定がされていくんですよね。
良くも悪くも人間らしいいんですが、、、
(だから戯曲にもなると思いますが、、)

この会議シリーズ。
例えば忠臣蔵の討ち入り。
ほんとは討ち入りたくない人もいただろうけど、、、
でも、流れで行かなくちゃいけない。
それが人間なんですよね。
そんな人間の葛藤、人間らしい弱さを素直に描かれた作品です。
そこが魅力です。

今回の「御前会議」も人間の素直な弱さが表現された作品でした。
過去の作品に比べアイロニーを強く感じました。
特に佐藤さん(山田)!意表をつきます。

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青年団「御前会議」@こまばアゴラ劇場
2005 4/17-30
作・演出:平田オリザ 美術:杉山至×突貫屋
出演:鈴木智香子、太田宏、申瑞季、兵藤公美、島田曜蔵、奥田洋平、井上三奈子、山田

青年団 http://www.seinendan.org/


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夏木マリ@モーションブルー横浜 [音楽]

戦争は終わった

戦争は終わった

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: レディメイド・インターナショナル
  • 発売日: 2005/03/09
  • メディア: CD

表現者としての夏木マリさんに興味があります。
何かを懸命にやったり、汗かいている感じが
恥ずかしいともとられかねぬ現在。
何事にもさらりとフルパワーで挑み続ける姿に感心します。

舞台での姿も素敵ですが、
歌を唄う姿もホントに素敵です。

演じるように唄う。
短編映画や舞台を観ているように、ぐいっと引き込まれるような感じ。
こんな感じって、、、最近あんまりないです。
でも、こういうのってホントはカッコいいと思います。

一昨年も行ったのですが、今回のライブもホントに素敵でした。

おそらく元ピチカートの野宮真貴さんが寺本りえ子さんとご一緒にお客さんとしていらしてました。
こちらも素敵でした。

夏木マリ|事務所 http://www.marinatsuki.com/ 


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丹下健三さんの死亡記事 [建築]

日本の戦後建築界の巨匠・丹下健三さんが亡くなられました。

代表作は、、、
やはり、代々木オリンピック体育館でしょうか。
今なお魅力的な建築です。

一昨年は広島平和公園にも行ってきました。
簡素な美しさへのこだわりが感じられる設計が、
静かな瞑想へといざなってくれるようでした。

ご冥福をお祈りします。

丹下健三 都市・建築設計研究所 http://www.ktaweb.com/index2.html


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「新発見 長谷川等伯の美」展 [日本美術]

学生時代、よく京都や奈良を巡りました。
仏像もいいですが、障壁画(襖絵)もいいです。
障壁画といえば狩野派が有名ですが、
長谷川等伯も大変人気があります。
狩野派に比べやさしい感じが好きです。
狩野派が得意とする絢爛豪華な金屏風も、
等伯だと静かな輝きがあります。

そんな長谷川等伯の展覧会を観にいってきました。

会場ではまず、鴉の親子がお出迎え。
うん。やっぱり。やさしい感じ。

今回の展覧会は有名な「松林図屏風」などはありません。
その代わり、最近等伯の作品とされた障壁画などが展示されていました。
なぜ等伯の作品と認定されたかなどが解説されていたり、
同時代の他の画家の作品や長谷川派工房の作品も同時に展示されていたり、
企画の力でいろいろ教えられることも多くあり、楽しめました。

(古唐津や美濃焼の出光所蔵名品も同時に展示してました)

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「新発見 長谷川等伯の美」 @出光美術館
2005 3/12-4/17

出光美術館 http://www.idemitsu.co.jp/museum/index.html

「松林図屏風」は東京国立博物館でよく展示されますが、
4月から石川県七尾美術館にて展示されます。
http://www.city.nanao.ishikawa.jp/nanabi/

京都はいろいろあっていいですね。
智積院には「楓図」や「桜図」など、短命だった息子の作品とともに
智積院 http://www.chisan.or.jp/sohonzan/keidai/syuzoko.html
圓徳院には襖の模様を雪に見立てたという「冬の絵」が
圓徳院 http://www.kodaiji.com/entoku-in/onlinetex/online8.html
どちらも訪ねました。懐かしいです。


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安藤雅信さんのオランダ皿 [やきもの]

イギリスにルーシー・リーという陶芸家がいました。
高い美意識の結実した彼女のお皿は、
主張する美しさでなく、静かな美しさをたたえています。
こんな静かな美しさが好きです。

そんなルーシー・リーの作品をお持ちの陶芸家を本で見ました。
自分でその作品を入れる木箱まで作られていらっしゃる姿勢に感心しました。
安藤雅信さんです。

安藤さんの作品も静かな美しさをたたえた作品です。
ゆがみや反りがそのままで、
シンプルなのに存在感がある。
作者の美意識が伝わります。

大変人気のある作家さんで、手に入りにくいです。
ぼくも最近はじめて出会いました。

安藤さんが奥さんの安藤明子さんと開くギャラリー
(実家にすごく近いのですが、一度行ってみたいです)
ギャルリももぐさ http://www.momogusa.com/index.html

ルーシー・リー展 http://www.miuraz.co.jp/miurart/lucie.html


青森のブナコ [手仕事]

3年ほど前、青森を1週間ほど旅しました。
山や海など自然が美しいまま残っており、ほんとにきれいでした。
(食べ物もおいしかったです)

ブナの原生林の残る白神山地周辺も散策してきました。
そんな白神山地の帰り道、ブナを使った工芸品に出会いました。
「ブナコ」といいます。
ブナの木を細くリボン状に切ったものをぐるぐる巻きにし、
それを微妙にずらすことでお椀などの形を作るものです。

造形の美しさだけでなく、
ブナの木を無駄なく使えるというのもいいですね。

曲げたり、編んだり、寄せたり、
日本にはいろんな木の器があります。
どれも自然を最大限に利用し、無駄にしない配慮が感じられます。
昔の人の知恵でしょうか。

ブナの原生林とともに大切にしたい技術です。

BUNACO ブナコ漆器製造 http://www.bunaco.co.jp/

年輪のような模様


「ルイ・ヴィトン 時空を超える意匠の旅」 [デザイン]

森美術館での「アーキラボ」展の帰りに、
森アーツセンターギャラリーにて、
「ルイ・ヴィトン 時空を超える意匠の旅」も観てきました。

150年の歴史を持つルイ・ヴィトン。
ここ150年の間に芸術様式もいろいろ変わりました。
(アール・ヌーヴォーからモダニズムへ、それから工業化とか、、)
その過程でルイ・ヴィトンも様々な様式の影響を受けたということで、
アール・ヌーヴォー、ゴシック、日本の家紋、といったものが展示されていたりもしましたが、、、
基本はあんまり変わってないと感じました。
むしろ、変わらずに作り続けられていることにささやかな感動を覚えます。

鞄は旅のお供。
むしろ、交通機関の発達(馬車、船舶、鉄道、自動車、飛行機)にあわせて
変化していく姿のほうに説得力を感じます。

鞄を見て旅に行きたくなる。
そんな鞄がいいですね。

田中一光展に続いて、安藤忠雄さんが会場デザインしていました。
こちらも必見でしょうか。

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「ルイ・ヴィトン 時空を超える意匠の旅」
@森アーツセンターギャラリー (入江三宅設計事務所)
2005 1/21-3/21

森アーツセンター http://www.moriartscenter.org/
ルイ・ヴィトン創業150年記念ページ http://www.vuitton.com/ja/modernity/site150/


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